荒井伸也税理士事務所

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「国境なき医師団」

 特定非営利活動法人「国境なき医師団日本」から遺贈についてのパンフレットが送られてきました。  「国境なき医師団」の活動状況はある程度知っていましたが、改めてパンフレットを拝読させていただきました。  世界中で貧困や感染症、紛争などが原因で命の危機にある人々への医療援助活動を行っている団体で、1999年にはノーベル平和賞を受賞しています。  人種、宗教、信条、政治的かかわりを超えて差別なく独立・中立・公平の立場で被災者に医療援助を行っていることが評価されています。

 相続人以外の人や団体に自分の死後に財産を残したい場合には、必ず「遺言書」を作成する必要があります。  その場合には自分で自書する遺言書ではなく、遺言執行者を定めて公正証書遺言を作成することがが望ましいと思います。  遺言書の中で 「特定非営利活動法人国境なき医師団日本に現金XXX万円を遺贈する。」と明記しておくと、あなたの善意は遺言執行人によって実現し、世界の人々へ届けられます。     「国境なき医師団日本」へ遺贈した財産については、相続税は課税されません。